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【耳鼻咽喉科】扁桃腺炎の症状と治療法は?

のどの痛みが気になるようであれば、耳鼻咽喉科に行って詳しく検査をしてもらいましょう。
のどの痛みでは扁桃腺炎を引き起こしている可能性もあります。
扁桃腺炎というのは、のどが化膿して扁桃腺に白い斑点が付着し炎症を引き起こしている状態です。
扁桃腺炎になってしまったときの症状や治療法、さらに扁桃腺炎が悪化したときの病気などについてまとめてみました。

・扁桃腺が炎症を起こすのは免疫が低下しているサイン?
扁桃腺というのはもともと細菌やウイルスを食い止めてくれる効果がり、細菌やウイルスが体内に入らないようにしてくれるものです。
体が健康的なときは免疫力がこの細菌やウイルスを撃退してくれるため、扁桃腺が腫れてしまうことはないようです。
しかし、体力が落ちていたり、免疫力が低下しているときは細菌やウイルスに負けてしまい、炎症が起きてしまうことを扁桃腺炎と言います。
扁桃腺炎の症状としてはのどが腫れている感じがする、ヒリヒリする、痛い、唾やご飯を呑み込むときに痛いなどの症状が見られます。
こういった症状が見られ扁桃腺が腫れてきている場合は、扁桃腺炎にならないように早めに耳鼻咽喉科で治療を受けるようにしましょう。

・耳鼻咽喉科による扁桃腺炎の治療法は?
ですが、急性扁桃線炎になってしまった場合は、症状もさらにひどくなりのどの腫れが進んだり、38℃〜40℃くらいの発熱が起こることもあります。
また、頭痛や関節痛、寒気などが起こることもあります。
こういった症状が出てしまった場合は、あわてずに耳鼻咽喉科で見てもらい適切な治療を受けるようにしましょう。
耳鼻咽喉科で扁桃腺炎の治療を行うときは、一般的にペニシリン系抗生物質で治療をしていくと言われています。
また、内服薬とのどの消毒、頭痛や発熱がある場合は鎮痛剤や解熱剤などの薬を使って治療をしてくれることもあります。
扁桃腺炎は鏡で口の中を見たときに扁桃腺が大きく腫れているので気づかない人はいないと思いますが、扁桃腺炎を放置してしまうと扁桃腺周囲炎となり、腫れや痛みがひどくなることもあるので注意しましょう。

このように扁桃腺炎になるとのどの痛みやヒリヒリとした痛みを感じることがあります。
扁桃腺が腫れていると感じたときは扁桃腺炎や悪化を防ぐためにも適切な治療を耳鼻咽喉科で受けることが大切です。
薬の効果によって扁桃腺の腫れが落ち着き、頭痛や発熱などの症状がなくなれば悪化を防ぐことができるでしょう。