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【耳鼻咽喉科】気管支喘息の症状と原因、治療法について

誰もが一度は耳にしたことがある気管支喘息。
気管支喘息は常に症状が出るわけではありませんが、アレルゲンの吸入や運動、ウイルス性などが引き金となり発症してしまいます。
では、気管支喘息の症状や原因、耳鼻咽喉科で治療をするときの方法について見ていきましょう。

・気管支喘息の症状と原因について
気管支喘息の症状は何らかのきっかけで、ヒューヒューやゼーゼーといった症状が見え始め、呼吸も苦しくなっていきます。
呼吸が苦しくなってくると前にかがんで呼吸をしないと空気が吸えなくなり、咳や痰なども出始めます。
咳と言ってもゴホゴホといった咳が出るわけではなく、から咳のようなケホケホした咳が出るため呼吸がさらに苦しくなることもあります。
痰については粘り気が強くて透明なのが特徴的で、なかなか吐き出しにくいことから小さな子供では痰が上手く吐き出せない子もいるようです。
気管支喘息の原因はアレルギーや感染、自律神経失調症などから起こるなどさまざまな説が噂されています。
現時点でもはっきりとした原因が分かっていないのですが、気道による炎症ではないかと考えられるようになりました。

・耳鼻咽喉科での気管支喘息の治療方法とは?
気管支喘息は耳鼻咽喉科で治療ができるのですが、治療方法としてはどのように治療をしていくのでしょうか。
少し前までは気管支喘息の治療は気管支平滑筋の収縮を取る、気管支拡張薬が使われることが多かったようです。
しかし、最近では喘息が慢性の気道炎症からくることが分かってきたため、抗炎症作用が強くて副作用の少ないステロイド薬による治療を行うのが一般的になっています。
また、ステロイド薬の補助を行う目的で抗アレルギー薬や炎症を抑えるステロイド薬、漢方などを処方してくれる耳鼻咽喉科もあるそうです。
耳鼻咽喉科で処方してもらったステロイド薬で治療を行ってくことにより、気道の炎症を改善させて発作を引き起こさないようにすることが出来ますよ。

このように気管支喘息はアレルゲンの吸入や運動、ウイルス性などで引き起こされると言われています。
症状としてはから咳のような症状が出始めるので、小さなお子さんの様子から気管支喘息ではないかと判断することができるでしょう。
気管支喘息の疑いがある場合は耳鼻咽喉科で見てもらい、症状や体質に合わせて治療を行っていくのがいいと思います。
気管支喘息の治療では副作用がない薬を用いて喘息の症状をなくしていくのが目的で、運動や日常生活に支障が出ないように治療を行うことができると思います。