呼吸器からの風邪の治療と注意点 | 助けてドクター~新宿の耳鼻科医(耳鼻咽喉科)

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呼吸器からの風邪の治療と注意点

呼吸器の異常を感じたら

呼吸器に異変を感じることはありませんか。
喉に違和感があったり、肺に違和感があったり、人は呼吸器の異変を感じやすいです。
ほとんどの場合はただの風邪ということが多いですが、中には重篤な病気になることも。
そのため、まず呼吸器に異常を感じたら、病院で診察してもらうようにしましょう。
病院は内科でも良いですが、明らかに呼吸器に異常が見られるのなら、呼吸器科に相談する他、耳鼻科に相談してみても良いかもしれません。
判断が難しいということもあるので、できれば複数の診療科目が併設された病院が良いでしょう。
これは病院をたらい回しにされるのを防ぐためなので、多くの病気に対応している病院を積極的に使っていくと良いのではないでしょうか。
まずは呼吸器の異常を無視しないで、しっかり治療するようにしてください。
風邪だとしても、放置しておくと悪化してしまうことがあります。

風邪の治療法

風邪の治療法としては、まずは体内の免疫力や抵抗力を高めることが必要です。
身体を冷やすとそれらの働きが鈍るので、極力は身体を温めるようにしてください。
そうすることによって体内の機能によって、ウイルスや菌を撃退してくれます。
熱がある時には身体を冷やす方が良いですが、冷やすのは頭や脇だけにしてください。
この時、風邪の症状によっては熱以外にも咳やくしゃみが出ることもあります。
それらは飛沫感染することもあるので、マスクの着用が望ましいです。
ただ、これは身体の防衛本能でもあるので、出せるものは出した方が良いです。
無理に咳やくしゃみを我慢している人もいますが、あれは身体にとっても良くありません。
風邪を引いてしまった時には激しい運動などは避け、自宅療養しましょう。
実際に風邪であればそのような体力もないと思いますが、まずは安静第一です。

風邪の注意点

風邪は放置する人もいますが、放置すると呼吸器系に異常が出ることもあります。
風邪が悪化すると肺炎になることもある他、気管支炎などの呼吸器の炎症が発症することもあります。
そのため、風邪だからと放置するのではなく、しっかりとした医療機関で治療しましょう。
特に子供やお年寄りが放置すると、最悪の場合は呼吸器以外にも症状が出てしまいます。
それを避けるためには、完璧なまでに治療を徹底することです。
風邪は万病の元とも言われているので、必ず治療してください。
くれぐれも放置しないようにし、病院に行かずとも静養することが重要です